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ジャスパーの若者が創業したJasper Brewing Co.でクラフトビールをいただく #アルバータ秋旅 #カナダ #MyJasper

ジャスパーに到着した日の夜は、ガイドのかたと合流して、ヤギが目印のジャスパー・ブリューイング・カンパニー(Jasper Brewing Co.)で夕食をいただきました。

地元の青年たちが創業し、ここでビールを醸造している手作り感いっぱいの店です。IMG 0806

こちらがシンボルのヤギ。駅前の道を出て左に歩いて行けば、見逃すことはないでしょう。

面白いのが、このお店、ピート・コノグラス、ソクラテス・「ソック」・コノグラスの兄弟と、その仲間たちという、ジャスパーで生まれ育った悪友たちが創業したというエピソードです。

ソックが愛称のソクラテス・コノグラスさんはビールの経験だけは豊富なバーテンダーでしたがゆっくりと無一文になりかけていました。そこで「宝くじでもあたればなあ」と買った宝くじが見事に当たり! そのお金を元手として、ソックと友人らは協力して地元ジャスパーでピザ屋を開店することにします。

多くの住民の予想に反してピザ屋は大成功、仲間たちは「ビールを自分たちで醸造する店を作る」という夢に向かって前進します。それが2005年に開店したJasper Brewing Co.なのです。

と、きれいに説明すると有能な起業家たちのように聞こえるのですが、開店まえの動画をみていると「ビールには人生のすべてがあるのさ」と哲学の講釈を垂れるソックにプーッと笑い出し、建設を開始しているのにどうも店のイメージが固まっておらず、シェフにメニューをまるなげして、シェフはシェフでエジプト料理とギリシャ料理とフランス料理となにもかもをいれて…と目を泳がせています。本当に大丈夫なのかこいつら(笑)

「すべてのアイデアはビールを飲みながら考えた」というこの仲間たちは映像でみるとなんだか頼りなさそうですが、商才はたしかなものだったらしく、この店は今ではバンフ店、フォート・マクマレーのバッファロー・ウッド店と、店舗を増やしています。

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私たちが入った時点ではこのようにまだ空きがありましたが、あっという間に満員になって店は大賑わいでした。

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こちらがメニュー。ビールとちょっと食べ物を、というのであればアペタイザー、ナチョス、プーティンから選ぶので十分量を食べられます。

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もっとがっつりと夕食をとりたいのなら、バーガー、ステーキもオーダーできます。アペタイザーがせいぜい$14くらいと、実にリーズナブル。ウェブページに詳細がのっていますので、訪問前にチェックしてみましょう。

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この店の特徴は、その場で醸造しているクラフトビール。店の奥に醸造所の扉があり、忙しくない時間帯にバーテンダーに頼めば見学することも可能だそうです。

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この日は大忙しだったようなので、上から写真を一枚。こんな小さな敷地の地下に醸造所を作ろうというのだから、なかなか破天荒です。

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その自慢のビールメニューがこちら。すべてのビールが氷河の解け水である地元の水を使っていて、塩素成分を除去する以外は天然そのままの水を使用しています。他にもビール・カクテルや、カクテル、ワインなどがあります。

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というわけでまずは一杯。時差ボケと列車で固くなった体にしみわたります。

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どうせならということで、醸造しているビールすべてのテイスティングもさせていただきました。この日は Rockhopper IPA が品切れだったので残りの5つを。

それぞれ特徴があって、ライムがついているのはオカナガン渓谷のクローバー蜜で醸造した Jasper the Bear Ale、黒いのは 6060 Stout、そして Sutter-Hill Pilsner などです。

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この日、私が気に入ったのは 6060 Stout。スモーキーで煙が喉の奥に渦巻くような感触。6060 はもちろん、カナディアンロッキーを疾走した蒸気機関車の名前から。

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ちょっとずつ食事をみんなでわけようという話になって注文したのが Maki Roll。巻き寿司風ですが、油で揚げてあります。

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これがもう絶妙においしい。海外の「寿司」風の食べ物って、なぜか美味しいものが多いんですよね。あなどれない!

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そしてコグレさん(@kogure)がハマっているカラマリ。

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この店ではピタといっしょにいただきます。このあたり、オーナー兄弟がギリシャ系なのと関係しているのかもしれません。

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そしてカナダの代表的ファーストフードのプーティン。フライドポテトにグレービーとチーズをかけてある食べ物です。

これはもう出てきたら、グレービーとチーズの温かさがなくならないうちにどんどん食べること。冷めては台無しですよ。

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仕上げにアルバータ牛のステーキも。カナダが誇るブランド牛は柔らかくてジューシーなのが特徴。

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香草とソースとともにあえていただくとまたビールに手が伸びます。長旅のあとなのにちょっと飲み過ぎてこの日は多少千鳥足になりつつ宿に向かいました。

Jasper Brewing Co. は人気がありますし予約は5人からとなっていますので
、少数人数の旅なら、早めに入店したほうが席を確保できます。

ジャスパーにきたら、ジャスパーっ子たちの茶目っ気と夢が結実した店、Jasper Brewing Co. をどうぞ訪問してみてください。

今回のアルバータ州訪問レポートについて

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アルバータ州観光公社の依頼を受けたネタフルのコグレマサトさん(@kogure)のお誘いで参加しています。アルバータ州観光公社には渡航費、宿泊、現地での案内をお世話していただいています。記事の内容はすべて私(@mehori)の見たまま、感じたままに書かせていただいています。Thank you Alberta!