築地魚河岸三代目「千秋」の「姫」おせちで新年をスタート

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あけましておめでとうございます。今年もブログ「ライフ×メモ」は List of wonderful things をテーマに地味に更新していくつもりです。

さて、ここ数年、年末はいつもお世話になっている築地魚河岸三代目「千秋」におせちをお願いして、大晦日にご挨拶しに受け取りにいくのが楽しみな行事となっています。

今年お願いしたのは二〜三人前の「築地<姫>おせち」です。車海老旨煮、帆立黄金焼、ぶりの山椒焼きにとこぶし煮…。これは豪華!

おせちがおせちになった歴史と、気になる中身

「姫」おせちは、より大きな四〜五人前「築地おせち」の品数はそのままに、コンパクトに詰めあわせたものです。

ところで、当然のごとく昔からあったようなお節料理ですが、今のように重箱につめられるようになったのは割合最近のことだそうです。

重箱に本膳料理であった煮染めを中心とした料理が詰められるようになり食積と御節の融合が進んだ。現在では重箱に詰めた正月料理を御節と呼ぶようになっている。重箱に御節料理を詰めるようになったのは明治時代以降のことと言われている。

重箱に御節を詰める手法が完全に確立した時期は第二次世界大戦後でデパートなどが見栄えの良い重箱入りの御節料理を発売したことによるとも言われている。正月料理の重詰めについては江戸時代の文化・文政年間の料理茶屋における料理の影響を受けているとみる説もある。

Wikipedia | 御節料理から引用

なるほど。いまでは日本の伝統のように受け止められていますが、これもさらに古い伝統から派生した「ネオ伝統」ととらえることができるわけですね。

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さて、気になる中身。上の重は、車海老旨煮、帆立黄金焼、ぶり山椒焼、鰆西京焼、とこぶし煮、ふぐ唐揚げ、数の子、昆布巻、合鴨 ロース照焼、もち豚チャーシュー(近江屋牛肉店)、栗きんとん(茂助)、紅白なますというラインナップ。

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下の重は田作り、黒豆、豆きんとん(茂助)、紅白蒲鉾(佃権)、伊達巻(佃権)、厚焼玉子(つきじ松露)、錦玉子(入船)、くわい、京芋、梅人参、椎茸。

どうせですから、なぜおせちはこういった品々になっているのかも先の Wikipedia から引用すると:

御節料理の基本は、祝い肴三種(三つ肴、口取り)、煮しめ 酢の物、焼き物である。地方により構成は異なる。三つ肴の内容は関東では黒豆、数の子、ごまめ(田作り)の3種、関西では黒豆、数の子、たたきごぼうの3種である。

一つ一つの料理は、火を通したり干したり、あるいは酢に漬けたり味を濃くするなど、日持ちする物が多い。これは歳神を迎えて共に食事を行う正月の火を聖なるものとして捉え、神と共食する雑煮をつくるほかは火を使う煮炊きをできるだけ避けるべきという風習に基づく。家事から女性を解放するためという要素があるとみる説もある。

Wikipedia | 御節料理から引用

女性を家事から開放の説は聞いたことがありましたが、歳神のくだりは知りませんでした。ふむ。

さてお味のほうは! 千秋のぶり山椒焼、鰆西京焼もさすが、噛めばかむほど味がでてきてすばらしいのですが、茂助の豆きんとん、築地「松露」の厚焼き玉子も毎年楽しみな逸品です。

今年の「姫」は、小さいながらもすべての品がところ狭しと収められていて、とてもお得感がありました。家族にも好評です。

「千秋」のおせちをご所望の方は、今年は残念ですが、ぜひ11月終わり頃のカレンダーに印をいれて、予約を忘れないようにしておきましょう。毎年限定50セットだったりしますので、早めに予約しなければいけませんよ。

それでは今年も、よろしくお願いします!

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