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ブログ×メモ:Google以外からの流入を増やす11の方法とその意外な結果

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2013年は日本におけるブログ10周年というということもあって、ブロガーをあつめたイベントや、ブログに関する話題も大きく盛り上がった印象があります。

一方で、話題がどこにいっても似ているというのか、ずっと見てきた人には「ああ、また一巡したのか」という、いつか見た、いつかたどった話も多かったと思います。日本でブログの話題を扱う限りどうしても似てくるのはしょうがない面があるものの、世界はもっと広く、まだまだ掘りつくされていない話題もあります。

そこでそうした、海外のブロガー関連の話題を週に一度を目安に紹介するコーナー、ブログ×メモを始めようと思います。

第一回は、Googleの検索以外からもブログへの流入を増やすために元祖プロブロガー、Darren Rowesさんがとった方法と、その意外(でもないかな)な結果です。

Google検索以外からの流入を増やす

Darrenさんがこうした取り組みをした背景には、ちょうどブログだけで暮らしていこうと彼が決断した時に、検索流入の激減があったからだそうです。

タイミング的に、その出来事は彼を恥ずかしい気持ちでいっぱいにして、腹立たせ、最終的にはつつましさを取り戻すきっかけを与えてくれたといいます。

ブログの推進力を、Google任せではなく、リアルな読者を意識して作る「目覚めの一撃」になったのです。

以下が彼の試した11の考え方や施策です。

1: 誰が想定される読者なのか、もっと意識する

耳目を引く話題を選んでPVを集めるというのは短期的には有効に見えますが、八百屋か魚屋かわからない散漫なブログにつながります。

ブログを読むのはあくまで人間であって、検索エンジンではないということを忘れてませんか?

散漫さをスタイルに取り込める例外的な力技を使えないなら、自分はどんな読者に向けて語りたいのかを意識するステップをどこかで意識しないといけません。

これはまた後日触れる、読者のプロファイリングという話題につながります。

2: 想定される読者が求めるコンテンツを意識する

1のステップができると、自己満足的なコンテンツではなくて、想定される読者が持っている問題意識、ニーズに敏感になるのが次のステップです。

Googleで高くランキングされるかもしれないという視点を離れ、読者が喜んでくれるという視点に立つと、おのずと扱う話題が変わります。

そして喜んでくれた読者は、記事をシェアすることで応えてくれるのです。

3: 他のブログにゲスト投稿を行う

日本ではあまり行われないゲスト投稿という手法は、新しい読者に発見してもらうよい方法ですし、被リンクを通して自分のブログにメリットをもたらします。

もちろん、相手のブログの読者を喜ばせることができれば、それは投稿先のブログにもよいでしょう。つまりゲスト投稿を引き受ける理由でもあるのです。

4: ニュースレターを開始する

メルマガはコンテンツに課金する方法として注目されることが多いですが、無料のメルマガも読者の関心を惹きつける良い手段です。

ただしこの方法はブログよりもさらにゆっくりとしか成長しません。Darrenさんが最初月に一回、ブログのハイライトを送るために始めたメルマガは、いまでは100万人の購読者をもっており、コミュニティの土台を担っています。

5: RSSフィードなどの登録方法をもっと広報する

最後に自分のブログのRSSを広報したのはいつですか? そこにリンクが明確にあっても、読者を購読するというアクションに促す必要はそれとは別にあります。

6: ソーシャルブックマークに継ぐサービスを意識する

はてなブックマークのようなソーシャルブックマークについては、時として共有せずにはいられない要素(画像など)をもった記事を書くことで、間接的な流入を生み出します。

7: SNSでどのようなインタラクションをするか意識する

Twitter、Facebook、Google+といったSNSは広報であると同時に読者とつながる場所でもあります。

つまりSNS の発言はブログを補完するものだということを意識しないといけないことになります。

8: ブロガーと個人的に知り合いになる

Darrenさんがブログを始めた頃はあまりSNSがありませんでした。ですので、メールを送る、相手のブログにコメントを残すといった方法をとりました。

いまならどうやって他のブロガーを探すでしょうか? ブロガーなら誰でもいいのではなく、話題や方向性を共有できる仲間です。

9: イベントに参加する、主催する

イベントは新しい出会いの場所であるだけではなく、ブログの文面だけではわからない人となりを知ってもらうための場所です。

これも急にブログを成長させるものではありません。20人単位で、次第に多くの人と会ううちに、読者層の拡大につながります。

10: 読者との一対一のやりとりをする

すでに存在する読者を大切にすることで、より深い関係を作ることも、検索経由の希薄な関係を補完してくれます。

これはコメントに応じること、お礼を言うことなどを含みます。

11: 他のブロガーに自分のコンテンツを紹介する

SNSが主流になったいまではすこしやり方が変わるかもしれませんが、時として他のブログと非常に関係する記事を書いた際にあえて自分からそれへの意見を求めるということもできます。

多くの場合、それは応答記事といった形で話題をより深め、ブログのカラーをより鮮明にします。

これらの手法をとることによる意外な結果

検索からの流入の激減に反応する形でこうした取り組みに力をいれたDarrenさんでしたが、結果的にはこうした施策によって他のソースからの流入ももちろん増えたそうですが、Googleからの検索流量も回復するという効果が得られたそうです。

なによりも、小手先で効果が疑わしいSEOに比べて、より現実的で、持続して効果のある読者や他のブロガーとの結びつきを作ってくれるという成果が得られました。

さあ、実践してみよう

Darrenさんの教訓はたいへん良い話だと思うのですが、それも実践があってのことです。

このブログ×メモは、海外発の記事を中心に紹介することで日本のブログをもっと活発にすることをめざす取り組みですので、毎回、読者に実践を呼びかけたいと思います。

今週のお題。

「この11項目に加えて、あなたが思いつく今ならではのGoogle以外の流入を増やすテクニックはなんですか?」

「この11種類のうちどれでもいいので実践してみて、どんな感触がありましたか?」

しばらくは私はネットを検索して、皆さんの応答をモニターしていますので最終的にはこの、ブログでまとめます。

でも見落としもあるかもしれませんので、ツイッターなどで一言かけていただけると感謝します!

堀 正岳

堀 E. 正岳。2011年アルファブロガー・アワード受賞。Evernote ライフスタイルアンバサダー。ScanSnapアンバサダー。この他のブログに、Lifehacking.jpClimate+を運営しています。

著書に「理系のためのクラウド知的生産術」」(講談社ブルーバックス)、「Evernoteオールインワンガイド」(インプレス・共著)、「iPhone習慣術」(インプレス・共著)、「モレスキン 「伝説のノート」活用術」(ダイヤモンド・共著)、「情報ダイエット仕事術」(大和書房)

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